2021-03-30 第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
最後、先般の2プラス2で、共同発表の中で、同盟の運用の即応性及び抑止態勢を維持し、将来的な課題へ対処するため、実践的な二国間及び多国間の演習及び訓練が必要であると改めて表明したというふうに演習及び訓練について記載されているんですが、これは対中国の尖閣周辺の自衛隊、アメリカ軍の日米共同訓練も念頭に置いた共同声明の記述なんでしょうか。防衛大臣から明確な答弁をお願いいたします。
最後、先般の2プラス2で、共同発表の中で、同盟の運用の即応性及び抑止態勢を維持し、将来的な課題へ対処するため、実践的な二国間及び多国間の演習及び訓練が必要であると改めて表明したというふうに演習及び訓練について記載されているんですが、これは対中国の尖閣周辺の自衛隊、アメリカ軍の日米共同訓練も念頭に置いた共同声明の記述なんでしょうか。防衛大臣から明確な答弁をお願いいたします。
今般の2プラス2では、厳しさを増す安全保障環境を踏まえ、日米同盟の役割、任務、能力に関する協議を通じ、日米の戦略、政策を緊密にすり合わせていくこと、宇宙、サイバーを含む領域横断的な協力を深化させること、拡大抑止を強化するための連携を強化すること、運用の即応性及び抑止態勢の維持の観点から実践的な演習及び訓練を行う必要性等を確認しました。
具体的には、米国で各種政策レビューが行われていることを踏まえ、日米の戦略、政策を緊密にすり合わせていくこと、宇宙、サイバーを含む領域横断的な協力を深化させること、拡大抑止を強化するための連携を強化すること、運用の即応性及び抑止態勢の維持の観点から実践的な演習及び訓練を行う必要性等を確認しました。 今後、かかる分野を含む連携や能力の向上を通じ、日米同盟の抑止力、対処力の強化に努めてまいります。
具体的には、現在、米国で各種の政策レビューが行われていることを踏まえまして、日米の同盟、日米の戦略、政策を緊密にすり合わせていくこと、宇宙、サイバーを含む領域横断的な協力を深化させること、拡大抑止を強化するための連携を強化すること、運用の即応性及び抑止態勢の維持の観点から、実践的な演習及び訓練を行う必要性等を確認をいたしました。
今日は、いろいろ質問が前にも出ておりましたけど、一つ、島嶼部の抑止態勢強化のための、鹿児島、沖縄、離島に陸上自衛隊の配備を進めていますが、三十年度は奄美大島と宮古島警備隊、新編をする予定とあります。
ここに、核抑止力があって、「日米同盟の抑止態勢をめぐる現状と課題」というタイトルであります。最初に核抑止力があって、次は通常戦力抑止態勢というのがあります。そこの一番目には何と書いてあるかというと、「自衛隊の抑止態勢とグレーゾーン事態」。冒頭指摘したように、衆議院において民主党と維新が共同提案したような、ああいうところがグレーゾーンなので一番大事ですよというふうに書いてあります。
それは、むしろ冷戦後の脅威の変質に伴う抑止態勢というものの変更の一環として推進され、また同時に正当化されてきたと言えるものであります。
それと、総合的な、二番目の話でございますが、抑止力を持つ、抑止態勢を国家として持つんだというためには、防衛だけでは、つまり、飛んでくるミサイルを撃ち払う、火の粉を撃ち払うというだけではだめでありまして、もちろん、日米共同ということを前提にいたしますが、自分自身でもその飛んでくる火の粉のもとを断つという一定の、応分の能力は持つ必要があろうか、それが拒否でございます。
御承知のように、二次大戦後、西側は主としてアメリカの戦略核抑止力に一番依存をした防衛戦略、抑止態勢というものをとっておった。一方東側は、当時は御存じのように戦略核戦力というものは余り持っておりませんでしたので、通常兵力の優位に依存をした防衛戦略をとっておった。そういう点では非常に非対称的な戦略をとっておったわけです。
また、非戦略核戦力の分野で申しますと、ソ連のSS20の脅威に対抗いたしまして、西側の抑止態勢の間隙を埋めるということめために、いわゆるNATOの二重決定に基づきまして、昨年末からパーシングHミサイルとGLCMの欧州配備を開始いたしているところでございます。
高度の生存性をもつ攻撃型原子力潜水艦に対地攻撃型核巡航ミサイルを配備することは、抑止態勢を向上するため、米国戦略予備戦力の増強部分として大いに価値あるものとなろう。 こういうことでございます。